元気の良いおじさんを求めて居酒屋へ行く

izakaya11居酒屋でお酒を飲むのは本当に楽しいものです。知らないおじさんも和気藹々とこちらに向かって「よっ!」と笑顔で挨拶をしてきます。「こっちの席に座りなよ」なんて言ってくれて、私にビールを奢ってくれたりするんです。おつまみの枝豆もくれたりして「食べなよ」と言ってくれるわけです。

いつもはまじめにサラリーマンとして働いているであろうその中年のおじさんは、ネクタイを外し、シャツの腕を捲っては顔を赤らめてビールジョッキを片手に枝豆を美味しそうに食べています。凄くハイテンションで、とっても楽しい気分のおじさんなのです。そんなおじさんは、私がちょっと暗い顔をしていると、「どうしたの?暗い顔して」と心配そうに聞いてきます。何だかまったく知らないおじさんなのに、居酒屋に一緒に飲んでいるというだけで親近感がわき、悩みを打ち明けてしまうのです。そんなおじさんがいるのを求めて、ちょっと辛いなと思った時には近所の居酒屋に行ってお酒を飲んでいます。

大人になると、なかなかみんなで集まれる場所って少ないんです。そんな時に同じお酒好きが集まるお店ってのは本当に楽しいです。ドアを開けた時のあの店主の「らっしゃい!」という元気の良い声を聞くと、もっと寂しさも吹き飛んでしまいます。