大谷石があることで重厚さが増す

ooyaishi11栃木県民が自慢してよいことには、佐野ラーメンや宇都宮餃子が美味しいとか、世界遺産である日光の社寺があることなどが挙げられますが、個人的には大谷石の採石場があるということもその自慢に入れてよいのではと思っています。
子供の頃からなじみの深い大谷石は、墓地の周囲を囲む塀であったり、たぶんお金持ちだろうなと思う家の塀に使われており、団地住まいであった自分にはあこがれの存在でした。
今、大人に乗って、車で県内を走りながら、家々の塀を見てみると、子供の頃には気付かなかったほど、多くの家々の塀には大谷石が使われています。もちろん洋風の家も当たり前のようにある現在、様々な材料の塀が見られるのですが、少し年月を重ねた家や、純和風の家、和洋折衷の家にも、大谷石が使われている家は多いです。

普通のブロック塀に比べるとやはり見た目の重厚感が違って見えます。
中には、家の敷地への入り口だけを大谷石で門扉のように作り、その他は普通のブロック塀という家もありますが、入り口だけでも家全体が豪華に見えます。
入り口も、塀全体も大谷石で作られ、そこに選定した松に、大谷石で作ったと思われる置物などが置いてあれば、家自体が引き立って見えるのも大谷石の不思議なところであります。
いろいろ考えてみると、大谷石は一つの文化財として、後年に残していくべきものであるとさえ思ってしまいました。